働き方

何がしたいかわからない時は行動してみるといいのかも【実際にやってみたこと】

「やりたいこともなく苦しいだけなのに何で生きているんだろう」昔の自分がずっと思っていたことです。

当時はなぜ自分がこんなに苦しいのかもわからず、他人の軸で自分を見ては更に自信を失って生きる気力を失くしていく、という負のループに陥っていました。

そんな自分がどうにかこうにか苦しみから逃れたいと、情報収集をしているとみんな口を揃えて言っているのが

「考えるより行動しろ」ということでした。

当時はとってもひねくれていたのでぶつくさ言いながら行動開始。気づいたころには自分の意志をしっかり持って、少しずつ苦しさから解放されていることに気が付きました。いま苦しんでいる人に、行動することで生きるのが楽になる可能性があるということを知ってもらいたいです。

今回はそんなやりたいことが分からなかった当時、具体的にどんな行動をとってみたかを書いていこうと思います。

何がしたいのかわからなくなる原因

自分が何をしている時が楽しいかわからない、なんの仕事をしていいかわからない、自分の気持ちがわからず無理をしてしまう、そんな状態になっているときは次の原因が考えられます。

・人の目を気にしすぎている

・両親や周りの期待に応えようとしすぎている

・自己肯定感が低い

・つらいことがあり考える力が弱っている

・自分の思考の癖で決めつけてしまっている

・すべてのことに絶望して希望をもてなくなっている

大体の項目に共通しているのは、他人の軸で物事をみているということです。
この状態ではどれだけ頑張っても、どんどん自分の気持ちとのギャップがうまれて苦しくなってしまいます。

やりたいことをみつけるには、偏った考え方を取り払って、自分自身の軸で物事を考えられる状態をつくっていく必要があります。

沢山経験、失敗して、常識や固定観念を取り払い、自分の人生を生きましょう。

そうはいっても何をやっていいかわからない、と思います。私も昔が自由にしていいよと言われるのがすごく苦手でした。
そこで、次の項目では実際に私が行動に起こしてみたことを書いてみました。

実際にやってみたこと

まずなんでも紙にかきだしてみた

好きなこと、いやなこと、心地いいこと、行ってみたいところ、少しでも興味があること、小さい時やりたかったこと、なんでも紙に書き出しました。
正直な気持ちでもいやだったことでもなんでもいいんです。

自分の本音を引き出すヒントになります。

本を読みまくった

うつに関するものから、自己啓発本、小説、漫画なんでも興味のあるものを片っ端から読んでみました。また、自分では読まなそうなものを敢えて選んで読むもの、価値観が広がります。集中力がなく読書が進まないときは、ユーチューブの本要約チャンネルや音声配信が便利です。

病気が治った人の体験談を読み漁った

自分の中でかんがえていても同じことの繰り返しなので、人の体験談や、いい方法はないか探してみました。(ウォーキング、睡眠法、食事、筋トレなど。)

闘病してきた人の体験談には本当に助けられることが多かったです。

進んで涙を流す練習をした

色々なことを我慢しすぎて自分の気持ちにふたをしてしまっている状態が続いていたので、心が動く体験をしてみようと思いました。ストレス発散にもいいということで、泣ける映画などをみて素直に涙を沢山流す練習をしました。

病院のカウンセリングで正直に話す練習

何をしたいかわからない状態だったときは、すべてのことに絶望して拒絶していたように感じます。カウンセリングの先生に対しても、「どうせ何を言ってもわかってもらえない」、「他人に何がわかるんだ」という思いを抱いていました。

しかし、このままでは変われないと思い、自分の本音を人に伝える練習、自分の素直な気持ちを知るためにも、カウンセリングの際に自分の本当のことを話す、ことを始めました。

行動認知療法を受けてみた

行動認知療法は、自分の気持ちを整理して人に伝える練習になりました。いろいろな人の意見も聞けて、物事を柔軟にかんがえられるようになるきっかけにもなったように思います。

毎日の気分の変化、思ったことを日記に書いてみた

1日3行ほどの日記を数年間つけてみました。自分の日々を振り返ることで、自分の本当の気持ちや感情が整理できました。

今日記を読み返してみると何がしたいかわからない状態だったときは、「~しなきゃ」という言葉が多く使われていて、自分がしたいことよりも、周りからの評価に振り回されて苦しくなっていたようです。

就労移行支援にいってみた

就労移行支援では就活に関することだけではなく、ビジネスマナーやPC講座、コミュニケーションの講座などを受けることもできました。

引きこもり状態を脱するのに勇気がいりましたが、相談に乗ってくれる方も優しく、同じ境遇の方と出会うこともでき、とてもいい刺激になりました。

カルチャースクールなどで興味のある講座などを受けてみる

地域でやっているカルチャースクールに参加してみました。カラーコーディネーターやヨガ、テニスなどさまざまなものがあります。

役所のホームページなどに情報が載っていることが多いです。

食べたことないものを食べてみた

新しい体験をするために、食べたことがないものを片っ端から食べていきました。小さなことからでも変えていくと毎日が新鮮なものへと変わっていきます。

短時間でバイトをした

失敗してもすぐに辞められるのがいいな、と思い短期のバイトをしてみました。短いもので1日から。

人間関係も何もなく、気軽に新しい仕事を体験できていい経験になりました。社会復帰にピッタリでした。

ひとりでいろいろな場所にでかけてみた

だいたい一人でいろいろな場所にでかけてみました。近くの飲食店から、旅行まで。一人では行きにくいところにもいってみたりしました。(ホテルのラウンジや、野外フェスなど)

自分でいきたいところ、食べたいもの、ホテルなどの手配をしたりと、自分でいやでも決めなければいけないので、自分の意思を知るとてもいいきっかけになりました。

知らない人に話しかけてみた

自分の思い込みを払拭するために、嫌われる・失敗する経験をたくさんするために、知らない人に自分から話しかけてみました。

お店で探しているものがどこにあるのか聞いたり、すてきだなと思った人を褒めたり、調子がいいときは街コンなどにも参加したりしてみました。

在宅ワークをやってみた

色々な働き方を考えたくて、在宅ワークもいろいろ試してみました。webライター、転売、チャットレディー、web制作など。しばらく自分のネットショップを作って生活していたこともあったので、ひとりで稼いで生活したい人はやってみてもおもしろいかな、と思います。

音楽が好きなので、DTM作曲をやってみた

PCがあればすぐにはじめられるので、ひたすら作曲をしていた時期もありました。夢中になれることがあると楽しいですよね。

自分が楽しい、心地いい、夢中になれる、と思えるものを大事にしていきたいです。

リゾートバイトしてみた

ひとりで自立して生活するために、遠くに身を置いてリゾートバイトをしていた時期もありました。私の場合は家族と離れているほうが気持ちが楽に感じました。

同じような状況の人と友達になったりできてとても楽しい思い出です。いやなことがあっても期間が限られているのでメンタル弱い私でも耐えることができました。

SNSはじめてみた

ツイッターをはじめて、いろんな人と触れ合うことでどんどん孤独感は薄れました。同じような悩みを持つ人と繋がると自分だけが苦しいんじゃないんだな、と思うことができます。沢山の生きるためのヒントをもらうことができました。

ブログをはじめてみた

文章を書いていると頭の中がすっきりして、自分の感情も整理できるのでとてもおすすめです。

自分がどんなことに興味があるのか知るきっかけにもなりますし、自分の悩みを書くことで誰かの悩みの解決につながることもあるのです。

いろいろ行動してみて変わったこと

いろいろと行動し始めたのは、「やりたいこともなく苦しいだけなのに何で生きているんだろう」と感じていることが多かった時、苦しみから解放される方法を探したのがきっかけでした。

沢山行動した結果、変わったことや学んだことがあります。

・興味を持てることが増えた

・自分の考え方で自分を苦しめていたことがわかった

・行動しないとずっと変われないことを実感した

・自分と人の考え方は違う。自分が思っているほど他人は自分のことを気にしていない

・自分がすでに持っているものに感謝できるようになった

・自分の軸を持つことの大切さに気が付いた

・失敗しても割とどうにかなる

途中はもちろん失敗も多く、より体調やメンタルの調子が悪くなってしまったこともありました。

それでも行動することを続けた今、昔よりは断然生きやすくなっています。

本当に変わりたいと思って行動してよかった…!!!

まとめ

今回は私がやりたいことを探すために、やってみた行動をあげてみました。実際に行動することで、頭の中でかんがえているより多くのことが学べました。そして、少しずつ楽に生きられるようになってきたので、行動の力は計り知れないです。はじめは少ししんどいかもしれませんが、少しずつでもいいので動けば何かが変わるかも。変わりたい、そう思ったときが行動するときです(´-`*)

あ、生きてるのも悪くないかも?って思える瞬間が増えたらいいですよね。

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