最近ビーズ刺繡のことを少しずつ勉強していますが、始めたての頃は道具を選ぶのに少し苦労しました。特に糸は種類が多く、しらべても沢山のおすすめがでてきて困惑した思い出です。
今回はビーズ刺繍初心者の方に向けて、糸選びについてまとめてみます。
ビーズ刺繍に向いている糸の種類

ビーズ刺繍には一般的に細くて毛羽立ちの少ないものが適しています。そのような糸は針穴に通しやすく、見た目も目立たず綺麗に仕上がります。
綿などの手縫い糸はどうしても毛羽がたちやすいのでおすすめしません。
合成繊維糸
ナイロンよりも固い仕上がりになります。強度が必要な時に使うといいでしょう。
・伸び縮みしにくく、ハリがある。
・防水性、耐久性に優れている。
・ナイロン糸に比べると高価
・普通のはさみできりにくい
・色のバリエーションが少な目
ナイロン糸
合成繊維よりも柔らかい仕上がりになります。
・しなやかな使い心地と網上がりで色が豊富
・価格が安め
・形を保ちにくい
・糸が毛羽立ってしまうことも
おすすめ刺繍糸
・フィラガン (サジュー)
コットンの細く丈夫な糸で表面に蝋引きが施されている。オートクチュール刺繡やパッチワークによく使われる。
・oneG (TOHO)
極細の繊維を合わせて作られた、撚りのないナイロン糸。毛羽立ちにくいのが特徴。
・ミユキビーズステッチ糸 (MIYUKI)
ナイロン100%。しなやかで糸先のほつれがなく、ビーズステッチに適した糸。
・SONO糸 (フジックス)
ナイロン100%。ナイロン芯にワックスをかけてすべりがよく適度に伸び、結んだときに締まるビーズ織の糸。
・DMC Diamant(ディアマント)
色調の美しいメタリック刺繍糸。淵がかりやアクセントに。
糸のカラーは、白やベージュなどが馴染みやすく使いやすいです。
その他あったら便利なもの
糸切ばさみ
自分の手にあった、使いやすいものを選びましょう。
小さめの洋ばさみなどがあると糸の処理だけでなく、布に切り込みを入れるときなど小回りが利き便利。
糸通し機
小さいものから、自動で糸を通してくれる便利なものまであります。また、糸の先をペンチなどで平らにつぶすと針穴に通しやすくなります。
まとめ
今回はビーズ刺繍の糸の選び方についてまとめてみました。沢山の種類の糸があるので、目的にあったものを見つけられるといいですね!